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葬儀のマナー

参列時のNG

開始時間の案内通りに到着するようにしましょう。読経の最中に着席するのはできるだけ避けてください。
もし、やむを得ない事情で遅れてしまったときは、お詫びを述べ、ご焼香をさせてもらいましょう。
すでに受付に人がいなくなってしまった場合は、香典を直接ご遺族に手渡すか、拝礼の後、霊前に向けて供えます。
・香典に新札を包む

結婚式では新札を使用しますが、葬儀では逆に失礼とされています。古くからの考え方で、新札を使うということは「前もって死を予期して用意していた」とされますので、注意しましょう。しかし、あまり汚い紙幣では、かえって失礼になります。もし、新札を使用する場合は、折り目をつけてお包みします。
・ご遺族と長話をする

葬儀では、親しい間柄でない限りは、ご遺族に挨拶するのは控えます。
あなたが参列したということが、弔意を表したということになります。
ご遺族と親しかった場合でも、長話をするのは控えましょう。お悔やみの言葉は、手短に述べるのが基本です。
・ご遺族へ亡くなられた経緯を聞く

これは、最も配慮に欠ける行動です。くれぐれも悲しみを増長させるような言動は控えましょう。
・参列の際、知り合いを見つけて話しかける

お知り合いに会ったからといって、仕事の話や近況など、世間話をするのはマナー違反です。 ご遺族への最低限のマナーとして、私語は葬儀会場を出てからにしましょう。
・通夜ぶるまいを遠慮する

通夜ぶるまいには、故人への供養の意味があります。
通夜ぶるまいへ促されたら、箸を付けるだけでも構いませんので、お断りしないようにしましょう。
ただし、ご遺族は心労・疲労が重なっていますので、長居は禁物です。
・小さなお子さんを連れて行く

静かにしていられる年齢であればかまわないのですが、ぐずりやすい年頃の小さなお子さんは、近しい親戚でない限り、通常は同席させません。
・キリスト式の葬儀で、お悔やみを述べる

キリスト教の場合、天に召されるという考え方ですので、お悔やみという考え方はしません。「ご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」という言葉は使わずに、「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」という言い方が一般的です。

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